2018年後半記事まとめ

店長日記

2018年7の月~12月の記事を集約しています。(記事は降順になっています)
【ご注意】
  2024年2月末に旧サイト(https://www.spattern-minimum.com/)を閉鎖し、
  こちらのサイトに移転しました。これに伴いまして、型紙と洋服の完成品は
  Creema店(ハンドメイド作品の通販サイト)のみでの販売に変更致しました。
  以下の店長日記には、一部旧サイトの情報やリンクの跡が含まれていますが、
  当該サイトは閉鎖しておりますのであらかじめご了承くださいませ。

年末のご挨拶

Sサイズの皆さん、こんにちは。
今年も残り5日となりましたね。2018年どんな1年でしたか?

個人的には、お蔭様でささやかな喜びを多く感じられる1年でした。ホームページを通じ、
Sサイズの皆さんや
洋裁好きな方々との交流を感じられたり、イメージ通りデザインでき時、
試行錯誤を繰り返し納得できる仕上が
りになった時や、すてきな布々に出会えた時、ふと思い
ついたアイデアがうまくいった時、友人たちに「それは既製品だよね?」と手作りだと思われ
ない時などなど。

振り返ってみても、まずは洋裁ができる今のこの環境と家族や自分の健康に感謝です。
そして、皆さんの存在が何より大きな励みになりました。本当にありがとうございました。

来年も、のんびりペースではありますが、ひとつひとつ作品をご紹介していきたいと思って
いますので、
引き続きどうぞ、よろしくお願いいたします。

新しい年が、皆様にとりまして益々素晴らしい1年になりますよう心よりお祈り申し上げます

【年末年始の営業について】
休業:12/281/6 宜しくお願い致します
2018/12/26

憧れのニットワンピ

Sサイズのみなさん、こんにちは。
寒いですね~。
今日は昨シーズンに作ったジャンパースカートを着ていますが、スカートはやっぱり冷えますね。

オシャレと防寒の両立は、永遠のテーマですが、どっちをとるかで、自分の美意識の高さが
測れてしまう
ちょっと怖いバロメーターだと思いませんか?
私は、年々冷え性に耐えられなくなってきて、ついついパンツに頼りがちですが。。。

さて、先週はモヘア入りのウールニットでニットワンピを作ってみました。

実は、ニットワンピにはずっと切ない想いがあります。洋裁を始めるずっと前から、毎年
冬に出てくる既製品の
ニットワンピを「かわいいなぁ」と思っていました。

でも身長150㎝の私が試着すると、必ず長くてイメージとはかけ離れ、かと言ってニットの
裾上げはお店では
不可能か高額のお直し料がかかってしまうため、断念せざるを得ないという
悲しい思い出があります。

そして、いつの間にか「ニットワンピはダメ」と選択肢から除外していました。

でも、先日モヘアのラメ入りウールニットを見ていたら、ふと、「この形だったら行けるかも!
とひらめいて☆☆
早速、試しに作ってみました!

いかがでしょう?
ニット製品を作る際の課題は裾や袖先の始末ですが、今回は、それぞれに2つ折りにした別布を
縫い付けて
いますので、課題をクリア。
さらに、この方法だと長さの調整も自在になります。

これだったら、夢のニットワンピが実現可能です♪
他にも色々こだわりポイントがありますが、もう少し
試作を重ね、来年早々には商品化したいと思っています

お楽しみに^^/
2018/12/17

銀杏カラーのタックスカート

Sサイズのみなさん、こんにちは。

とうとう東京にも寒波到来で週末からだいぶ寒くなってきましたが、今年は紅葉が2週間ほど
遅かったので
まだ黄金色の銀杏が街の至る所で楽しめます。
お天気の良い日に見るきらきらと輝く銀杏並木は、心がパぁッと明るくなります。


そんな銀杏に心奪われて銀杏カラーのタックスカートを作りましたので、
手作り通販サイトCreemaで販売いたします。

W1mで作れるタックスカート」の型紙で作りました。
膝下丈で作っているので、上品な印象です。
2018/112/10

ワイドパンツ

Sサイズのみなさん、こんにちは。
今週は暖かい日が続いている東京ですが、先週は、冬到来を覚悟させる寒さだったので
耐えられずロング丈のワイドパンツを作りました♪

寒くなると、やっぱりロング丈が温かいですね。
数年前から流行のワイドパンツ、今年も大丈夫そうです^^
ワイドパンツは縦にパンツラインが入るので、ロングスカートよりSサイズさんでもバランス
が取りやすいアイテムだと思います。
下にボリュームがある分、トップスをなるべくコンパクトにするのも、スタイルアップの
ポイントです。

今回は、後ゴム仕様ではなく脇にコンシールファスナーを付けて仕上げましたので、お腹も
お尻もすっきりと
仕上がっています。
 

ワイドパンツは、こちらの型紙で作っていますが、minimumのワイドパンツは、
Sサイズさんのバランス
を考え、お尻周りはすっきりと、パンツ部分には適度な
太さをとっています。

販売の型紙は、前ファスナー仕様ですが、脇コンシールにすると前ファスナー用の
持ち出し布の作業がなくなる
ので作業が少し楽になると思います。
2018/11/28

白ニット 3種

Sサイズのみなさん、こんにちは。
春夏に比べ、ダークな色やくすみカラーが多くなってくる秋冬、でもたまに明るい色を
着たくなりませんか? そんな時、私は白をチョイスします。

というわけで、白のウールニット地でカットソータイプのニットを3種類作りました。

クルーネック、ヘンリーネック、Vネックです。
クルーネックは、「カットソー」の型紙で。ヘンリーとV字はそれを基本にした試作品です。

ワンポイントでポケット口に縫い付けたラメのグログランテープがちょうど良いアクセントに
なったので、3つとも付けてしまいました^^目線を上げてくれる効果もあります。
肩の切り替え線も同様の効果がありますし、腕の付け根あたりをほっそりと華奢に見せて
くれます。
素材や小物で、バリエーションが広がる型紙です。

カットソーの簡単な作り方をこちらで紹介しています。
2018/11/20

イベントに使えるアイテム

Sサイズのみなさん、こんにちは。
日に日に時の速さが増しているように感じるのは私だけでしょうか。

さて、そろそろクリスマス会や忘年会などイベントの予定も立ち始め、「何着よう」と
思っている方も多いのでは?
今日は、そんなイベントで活躍してくれるアイテムをご紹介します。

まずは、minimumで大人気のフレンチワンピース
このワンピース、フォーマル感もあるのでドレスコードのあるレストランディナーでも大丈夫。

それから、こちらの「タックスカート」も素材を選べば華やかアイテムになるんです。
少し張りのあるサテン生地などでつくるとボリュームが出てパーティ仕様になります。

難易度的には、
タックスカート:ビギナーさん向け
フレンチワンピース:中級レベルさん向け

時間に余裕のある方は、来月までに間に合うことと思いますが、もう、そんな時間ない!」
という方のために
上記の2着をハンドメイド通販サイトCreemaで販売しています
ので、良かったらお立ち寄りください。
2018/11/12

カバーステッチ

Sサイズのみなさん、こんにちは。

今年は、北海道を除いて暖冬の予報がでていますね。ひどい冷え性の私には、嬉しい限りです。

さて、今日は少し限定的な話になりますがロックミシンのカバーステッチについてお話したいと
思います。
「機能は付いているけど、あまり使わないなぁ」という方やこれからロックミシンの
購入を考えている方の参考
になれば幸いです。。

まず、カバーステッチとはカットソーやTシャツなどの裾や袖口に施されているステッチで、
表からみると2~
3本の直線ステッチ、裏は布端にかがり縫い(オーバーロック)処理がされて
いる縫い目のことで、1回のミシン
でこの2種類の作業が完了します。

カバーステッチ機能の有無は、ロックミシンの種類によりますが、私がロックミシンの購入を
検討した時には
1回で、こんなにキレイにできるんだ!」ととっても魅力的に思えて、この
複合機タイプを選びました。

ところが、早速使い始めてみるとカバーステッチをする時には、通常のオーバーロック(かがり
縫い)の糸や針の
位置をすべて変えなくてはならなかったり、糸掛けが複雑だったり、しつけ無し
のぶっつけ本番では布がずれ
て縫い目が外れていたりと、完全に期待を裏切られてしまったの
です。「こんなはずでは。。」と凹みました。

そんな最初の失敗から、カバーステッチ機能はずっと封印し、ニット製品の袖口や裾の始末は
「通常オーバー
ロック+直線ミシン」で仕上げてきました。
でも、この場合ニット用の糸を使っても伸縮には限界があるんですよね。

そこでこの度、封印していた重い扉を開け再挑戦しました。
しかし案の定、何時間も糸掛けやら縫い目に大苦戦。。何回も解いては縫って、解いては縫って
の繰り返し。
でも、今回は「絶対使いこなせるようになる」という強い思いで臨んだので、
どうしたら使いやすく失敗なく
縫えるかを色々と研究しました。

そして、最終的に失敗しにくく、できる限り手間を省いた方法にたどり着きました。
出来上りの伸縮性は、やはりカバーステッチの方があり脱ぎ着しやすく感じます。

そこで、全くの個人的な方法ですが、今回編み出した小さなコツ達をご参考までに、
以下に載せておきます。

①針の付け替えと糸掛け:これは慣れるしかありません。
私は、いちいち説明書を見るのが面倒なのでミシンに直接マジックでメモを書き込んでます。

ルーパー糸(右から5番目)をニット用のロックミシンにするとより伸縮性が高まります。

②縫いずれ防止:まずアイロンで布端を均等に折り上げます。普通ミシンの縫い目を少し
大きく(目盛り3ぐらい)に
して折返しなしで布端から7㎜程度の位置を縫い仮止めします。

③ステッチがけ:ロックミシンに布をセットします。
   この時、②の仮縫い線を縫いこまないように外してカバーステッチをかけます。
   この時、洋服は中表(裏返し)の状態にして抑えを袖/裾口の中に入れ表にステッチをかけていく
方が縫いやすい。

④最後に縫い終わりの糸の始末をして、②の仮縫い糸を抜き取ります。

⑤補足:ルーパー糸(右から5番目)は通常のオーバーロックでは使わないので、付けたままでも         OK但し、最後の糸穴からは抜いておく(絡まるため)こうしておくと、次回最初から掛けなお
さなくて楽。また、糸色を変えたい場合は糸の始点部分で元の糸と交換したい糸を堅結びにして
結び目ギリギリで切り、糸を引っ張ると掛け替えなしに交換できる
2018/11/6

大振りロングネックレス

Sサイズのみなさん、こんにちは。

今日で10月も終わりですね~。
残り2か月も元気に洋裁ができるよう、先日インフルエンザの予防接種を受けてきました(^O^)

さて、久しぶりにアクセサリーを作りました。
行きつけの布屋さんの近くに、イタリアからボタンやベルトのバックル等の服飾雑貨を扱って
いるお店が
あって、たまに立ち寄るのですが、そこの素材を使ったロングネックレスです。
 

少し大振りなので、シンプルなリブや細見のニットに合わせると、全体のバランスが取れます。

また、Sサイズさんが大振りなものを着ける時には、ワイドパンツやワンピースなど洋服の面積を
大きく
すると大きさがさほど気にならなくなりますよ。

尚、数量限定で手作り通販サイトCreemaにて販売しています。
ワイドパンツは、ガウチョの型紙をフルレングスで
作成したものです。
2018/10/31

ヘンリーネック

Sサイズのみなさん、こんにちは。

日に日に秋も深まり、東京でも街路樹の葉が色づき始めましたが、皆さんはどんな秋を
お楽しみでしょうか?

私は、ただいまヘンリーネック研究中です(^^

ヘンリーネックとは、丸首の中心を胸のあたりまで開け、ボタンで留めたネックラインのこと
ですが、いつも
名前を忘れてしまうんですよね。。。

最近は、イギリスのヘンリー王子から連想して思い出していますが、実はこのヘンリーネック
のヘンリーは
Henleyで王子の名前Henryとはスペルが違いました。

歴史を紐解くと、昔イギリスのHenley-on-Thamesいう街のボート選手が着ていたユニフォーム
がこの形
だったことから、ヘンリーネックと名付けられたのだそう。

話がちょっとそれましたが、このヘンリーネックって、ボタンが前中心に途中までついている
だけなのに、それだけでデザイン性がぐっと上がり
かなり優秀だと思いませんか?

私が優秀だと思うポイントは、
①カジュアルにもエレガントにも変幻自在なところ
②前中心の上部にボタン開きがあることで、目線を上げられ背高効果がある
1枚でも様になるです。

研究しているのは、Sサイズさんがバランスよく着るための開きの長さとネックラインの
バランス。

現段階での気づきは、開きはバストトップ(一番高い位置)までネックラインは、カジュアル&
エレガント兼用なら、写真の開き
ぐらい。女性らしさを強調したかったら、あと1~1.5㎝下げる。
といったところ。(今回のは、開きが気持ち長かったので修正が必要です)

最適なバランスを見つけられたら、また改めてご報告しますね。
写真のスカートは、タイトスカートベーシックの型紙で作成したものです。
2018/10/25

秋のお散歩コーデ

Sサイズの皆さん、こんにちは。

今日は、秋のお散歩に使えそうなコーディネートのご紹介です♪
秋晴れの気持ちよい日にスニーカーでガシガシ歩いて、でも途中カフェにも立ち寄れる
くらいのカジュアル感で
こんなスタイルいかがでしょう?

トップスの裾から白いタンクトップ等の裾をレイヤード(重ね着)で入れると、アクセント
になっておしゃれ度が
上がりますよ♪


トップスは、どちらもカットソーの型紙

グレーは、前回も掲載した厚地のコットン。ちょっと遊びを入れて、アイロン接着の
スタッズを肩と
ポケット口に貼りました。

キャラメル色はウールのニット地。
どちらも肩に切り替えを入れているので、手作り感を感じさせず、デザイン性のある
仕上がりになります。


カットソーの作り方は、「洋裁あれこれ」でも紹介しています。
ボトムスは、ガウチョの型紙を膝下丈で作っています。夏にも大活躍のガウチョですが、
秋冬には裏地を
付けたり、長さを変えたりして楽しめます。

2018/10/9

待ち針について

Sサイズの皆さん、こんにちは。

秋雨の続いている東京です。出かける気になれないので、制作ははかどります^^
さて、今日は待ち針について。
待ち針ってメーカーによって刺しやすさが違うと思いませんか?

同じ太さでも布を刺す時の滑りに差を感じます。小さいことですが、作業中何度も
使うものなので待ち針
の品質って結構重要です。

何度も刺しなおさずに1回でスッと気持ちよく刺さった方がストレスなく作業効率も
上がります。
そして、太さも2種類持っていると布によって使い分けられるので、布を
傷める心配もなく安心です。

私の愛用は、クローバー社のシルク待針<耐熱>で太さ0.5㎜と0.4㎜です。長さもあり
とっても使い
やすいです。

また、先日ローラーカッターの刃も変えたので、歯切れよく快適な洋裁生活です♪
洋裁って色々と道具が必要ですよね。だからこそ、その道具がそれぞれきちんと機能を
発揮してくれるかどうかが、全体の効率に大きく影響してきます。

なんか作業がはかどらないなぁと思ったら、道具のメンテナンスをしてみるといいかも
しれません。
というわけで、サクサク作った最近の作品はこちら

トップスは、カットソーの型紙で。スカートは、前スリットタイトスカートです。


カットソーは、少し厚手のコットン(厚さ約0.75㎜)で、スカートは、ポリエステル
ストレッチのカモフラージュ
柄に前中心とポケットにステッチを入れてIラインの
背高効果を強調しています。

2018/9/26

起毛素材の取り扱いについて②

Sサイズの皆さん、こんにちは。

今日は、起毛素材を裁断する時の注意点についてです。
ベロアやスエード、コーデユロイ等の毛足の長い生地には、毛並み(毛の流れる方向)があります。
並毛: 毛足と同じ方向(撫でたときスルッとします)光を反射し色が明るく見えます。
逆毛: 毛足と反対の方向(撫でたとき抵抗を感じザラッとします)光を吸収し並毛より色が濃く
見えます。

なので、裁断する時にこの向きがパーツによって異なってしまうと、出来上がった時に前見頃と
後見頃のや袖
の色が違うといった現象がおきてしまうのです。
以前は、色が濃く見える逆毛が主流だったようですが、最近では洋服のイメージによってどちら
でも裁断され
ていますので、布を身体に当てて撫でてみてお好きな方を選んでください。

そして、裁断時には必ず一方方向で裁断してください。

2018/9/20

起毛素材(合皮スエード)の取り扱いについて①

Sサイズの皆さん、こんにちは。

どうして季節が移り替わると、目に入る布の色や素材がこうも変わってくるんでしょうね。
先月までは、目にも止まらなかったスモーキーやダークな色、スエードやベロア調の布に
す~っと引き寄せられ
ます。

これは、メディアやショーウィンドウから入ってくる視覚の情報に引っ張られているのか、
それとも本能的な
ものなのか、どちらでしょうね?

よく、その年のトレンドカラーは世界色協会で2年前に決められているって言われますよね。
そう考えると、
その時点から始まるメディアのPR効果にもきっと知らずに大きく影響されて
いるでしょう。

でも、夏にはさっぱりしたものが食べたくなるのと同様に、人間の求める色もきっと気温や
日照時間、湿度、
植物の変化によって本能的にも変わってくるような気がします。
そう考えると、人間の脳と色や質感の関係って
面白いですね。

さて、そんな風に引き寄せられるまま購入した、薄手のスエード調(チャコールグレー)の生地で
前スリットタイト
スカートを作りました。
(パターンはこちら)

出来上りはイメージ通りで自己満足なのですが、実はちょっと手こずって大変でした。。。

というのも、久しぶりの起毛素材で生地をミシンで送るときに滑ることをすっかり忘れていたん
です。おまけに、
このタイプの合皮生地は目が詰まっていて針が通りにくいことからミシン目が
斜めになる、目飛びするという
トラブルも。

このパターンはもう何度も作っているので、いつもだったら半日で作れるところ1日半もかかって
しまいました。

今回、たどり着いた解決策は、
①ミシンのアタッチメントを上送り押さえに変える
  上送り押さえは、縫いにくい布(ビニールクロス・人工皮革・革)縫いズレやすい布地
(キルティング・
ベルベット)等を縫う時に便利です。

②布の下に新聞紙を一枚かませるこれも、布送りに役立ちます

③針を細い針に交換(9号)
④上糸を若干強めに調整

同じスエード調の布でも、生地によって繊維の構成が異なりますので、上記の方法ですべて
解決するとは言
えませんが、参考までに今回の対応策を載せておきます。
2018/9/18

ドルマンニット【型紙】完成しました

この度の近畿地方の台風及び、北海道地震の被害者の皆さまには、
心よりお見舞い申し上げます。>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>> 

Sサイズの皆さん、こんにちは。

いつの間にか蝉の鳴き声が消え、心地よい鈴虫の響きが聞こえるようになりましたね。
さて、早速ですが「ドルマンニット」の型紙が完成しましたので、お知らせいたします。

この「ドルマンニット」は、ニット地で作るドルマンスリーブのプルオーバーです。
あー、カタカナばかりで説明になってないですね。

◆ドルマンスリーブとは、
  見頃の脇から繋がるように袖ぐりを深く取り、袖口に向かって細くなっている袖のこと。
◆ニット地とは、
  Tシャツやカットソー、トレーナー等で使われる伸縮に富んだ編まれた生地。
◆プルオーバーとは
   頭から被って着られる洋服のことです。

基本的に肩と袖の明確な境い目がないため、既製品ではサイズをフリーサイズとして
いることもあります。でも、やはりSサイズさんには身幅が大きすぎたり、袖がもた
ついてしまったりと
なかなかバランス良く着こなすのが難しいのではないでしょうか?

そんな悩みから、作ったのがこちらの「ドルマンニット」です。
試作のなかで特に改良を重ねたポイントは、脇から袖へのカーブです。
ドルマンらしい深い袖ぐりから生まれるドレープを保ちつつ、ウエストの位置を高く
見せるラインを追及しました。
また、意外と印象を左右したのが袖先でした。
当初、袖先に同寸幅の筒状の布を付けていましたが、袖口を僅かに絞った方が断然恰好
良いのです。ほんの少しの差なのですが、洋服全体のイメージを大きく
変えるため細部
にまでこだわりました。

この袖のドレープがエレガントで大人っぽい印象のドルマンニットですが、袖付けが
ないので、実は作業手順はとっても簡単です。
色や素材を変えれば春も秋も活躍して
くれます。

画像は、
深緑(+白スカート):ポリエステル、バイヤス地で裁断。7分袖、後見頃に切替えあり
紺色(+柄スカート):ポリエステル、縦地で裁断。9分袖、後見頃に切替え無し
詳細は、商品ページをご覧ください
2018/9/9

秋カラー ダークグリーン

Sサイズの皆さん、こんにちは。

今日で8月も終わり、明日からは9月ですね。
まだまだ残暑は続きそうですが、そろそろ秋カラーを取り入れたくなってきませんか?

でも、いきなり全身秋カラーに変身すると「私、季節先取りしてます!!って、アピールが
強くなり過ぎてしまいそうので、
なるべく目立ちたくない私は徐々に取り入れます。

まずは、手始めにダークグリーンのニット地(ポリエステル)でドルマンスリーブのプル
オーバーを作りました。
もともと、しなやかな生地でしたが見頃をバイヤス地で取って
いるのでよりきれいな落ち感が出て、エレガントな印象に仕上がりました。
 

このグリーン、グレーとも合いそうですが、暑さが残る初秋には白と組み合わせて
軽さを出しつつ秋色を取り入れるこんなコーディ
ネートはいかがでしょう?
このドルマンスリーブニットの型紙は、秋の第1号として来月販売予定ですが、
Sサイズさん用に、身幅や袖の太さ、袖から脇のカーブの角度
など細部まで追及した
1着なので、身長が低い方でもバランスよく着て
いただけます。
2018/8/31

残暑は秋カラーで

Sサイズの皆さん、こんにちは。

先週とは、打って変わって猛暑のぶり返しが厳しい東京です。
一度涼しさを味わってしまった分、余計に辛い。。。
きっと脳がもう秋モードにシフトチェンジしてしまったのでしょう。
というわけで、前回ご紹介しました「夏のブラウス」を秋カラーのマスタードで作って
みました。「秋のブラウス」としても活躍して
くれそうです^^


(補足:裾にゴムを入れたらきれいなブラウジングが作れました) スカートの型紙はこちら

それから、それから。
気付かれましたか? トルソー買い替えました!! 腕付きです♪
やっぱり、お洋服の映り方が全然ちがいます。カバンも持てちゃいます!
袖付きの洋服が増えるこれからの季節、より分かりやすい画像でご紹介できると思います
ので、時々お立ち寄りいただけ
ましたら嬉しいです。
2018/8/27

夏のブラウス 【型紙】完成しました

Sサイズの皆さん、こんにちは。

前回、まだ残暑が続くかなと思い「夏のブラウス」のご紹介をし、その後型紙の販売準備を
進めていましたら、なんと東京は日に日に涼しくなって
しまいました。

朝晩はすっかり秋の気配を感じる今日この頃です。。。
でも、このまま来年まで温存しておいても忘れてしまいそうなので、予定通り販売することに
しました。

TP004 ドルマンブラウス(半袖)  と

TP005 フレンチシャーリングブラウス  です。

詳細は、商品ページでご紹介しています。

なんだか、夏の終わりってちょっと焦燥感にかられます。
「今年もあと1/3ですよ~」って改めて念押されているみたいで。
まぁ、念を押されても急に生産性がアップするわけではないのですが、これからの秋冬物を
一つでも多くご紹介できますよう、後半も制作に
励んでいきますので、引き続きminimum
どうぞよろしくお願いいたします。
2018/8/20

夏のブラウス

Sサイズの皆さん、こんにちは。

今年は、梅雨明けが早くてさらに猛暑が続いているので、感覚的にはもう夏の終わりが
近づいているような気分ですが、
まだ8月前半なんですよね。まだまだ、暑さ続きそう
ですね。。。

街にはもう秋服が並んでいるので、そろそろ秋のパターンを作ろうかなと思いましたが、
やっぱりまだ暑いので、簡単な
ブラウスを2種類作ってみました。

1つは、フレンチスリーブの袖にゆる~くゴムを入れたもの。このゴムが、思いのほか
上品な印象を演出してくれてスカートと合わせるととってもエレガントです。
また、肩の切り替えやポケット、後中心のステッチをアクセントに入れ、手作り感を感じ
させないように仕上げています。


写真の赤も、萌黄色もどちらもシャカシャカした生地で作りました。
ゴム幅は、赤が1.8㎝、萌黄色は、0.7㎝にしました。太い方がカジュアルな感じですね。


もう一つは、ドルマンスリーブのブラウス。
こちらは、シルクの様なとろみのあるポリエステルで作りました。
ドルマンの時には、やっぱりこのとろみ感が必要ですね。
お気づきの方もいらっしゃると思いますが、実はこれあのドルマンワンピースのアレンジです♪

既にワンピースのパターンをご購入いただいている方は、着丈を53㎝程度に詰めていただいて、
脇を自然なカーブに整えていただければ、
ブラウスになります。

来週中には、型紙の販売を開始する予定です♪
2018/8/9

ドルマンスリーブワンピースのアレンジ

Sサイズの皆さん、こんにちは。

暑いですねぇ。。。
私たちのように身長が低いと、本当に地面からの照り返しが辛いですよね。
くれぐれも熱中症にお気を付けくださいませ。

さて、この暑さでますます出不精に拍車のかかった私は、こんなアレンジをしてみました。

こちらは、販売中のドルマンスリーブワンピースの切り替えに全部パイピングコードを挟んで
仕上げました。


切り替えがより鮮明になり、デザイン性が上がった気がしますが、いかがでしょうか?
このワンピース、全体に大きくゆとりがあるのに、切替え線効果でダボっと見えず、1枚で
様になるので夏のお出かけに活躍してくれる
優秀ワンピースです。
2018/7/23

前スラッシュコクーンワンピース 完成品販売のお知らせ

Sサイズの皆さんこんにちは

先日、販売を開始しました前スラッシュコクーンワンピースのパターンで完成品を
いくつか作りましたので、ハンドメイド
通販サイトCreemaで販売いたします。

暑い夏には、風通しの良いワンピースが重宝しますね。コーディネートも1枚で完成
してしまうので、暑さで
ボーっとする頭でも悩まず、朝の準備も楽ちんです♪

今回販売するのは、こちら。
それぞれ、夏らしい色や柄、素材です。濃いテラコッタカラー(レンガ色)の綿・
ポリエステル素材
ストレッチ素材なので、動きやすく快適です。

グレイがかった水色は、麻とポリエステルの混紡。しわになりにくく、サラッとした
肌触りです。
少し張りのある生地なので、きちんとした印象になります。

さらに、国産の上質な麻100%の大胆な柄模様は、素敵な色合いで高級感があります。
裏地を付けましたので、透ける心配なく着ていただけます。
ベントスリットの向きの違いで、お値段が変わっています。

価格設定につきましては、こちらでご案内していますので、併せてご確認いただければ幸いです。
その他、ご不明点ございましたらお気軽にお問い合わせくださいませ。